こんにちは、経理の根本です。
ここ最近は連日熊出没がニュースに
尽きることがありません。

死亡事故となるケースも増加していて、
先日では盛岡市内の銀行駐車場内に出没し
近隣大学が休校になるものがありました。
山だろうが街中だろうが、
棲み分けの境界線が曖昧に
なってきているように感じます。
それに伴い様々な視点から
沢山の意見が飛び交い、正解がない状況です。
ただ、大怪我や亡くなられる方が
いるということを忘れてはいけないです。
先日バイクでツーリングをしていました。
日も沈み身体も冷えていたので
自宅へ帰る際に近道で山道を通りました。
こちらの方が断然早いので普段から通る道です。
山道を抜け切る距離も
後半の位置にまで来た緩いカーブの先に、
黒い大きい岩のようなモノが
突如として道路のど真ん中に現れました。
咄嗟に「うわぁ・・・」と背筋が凍ります。
音が出ない程度に急ブレーキを掛けて、
じっと目を凝らしました。
ライトがついているので
こちらを見ている気がし慄きます。
やるかやられるかの状況。
車と違い両手は塞がり
身を守るものは何もありません。
ゾッとします。
よく見ると熊ではなくただのデカい猪でした。
良かった・・・
と安堵したのもつかの間、
こちらに向かって猪突猛進なんてされたら
バイクはおろか、骨折に内臓破裂など
一溜まりもありません。
更に恐怖です。
結果的にはしばらくしてから
ノソノソと藪の中へ入って行ったので
即座にその場を走り抜けました。
熊出没は対岸の火事のような感覚でしたが、
個人としてはもう身近なものと
感じさせられる出来事でした。
気を付けるにも気を付けられないので
そういった状況に遭った際
パニックにならないことが大事なんですね。
自然共存は古からのテーマです。
昨今のネイチャー思考の流行りもありますが、
そもそも人間主体の価値観だけで
語れるものではないので
論争が起こるのも仕方のない事です。
かの有名な作品「もののけ姫」「風の谷のナウシカ」などで
お馴染みの宮崎駿作品ではそれらをテーマとしています。
全共存ではなく生物の領域を知る事です。
作品で描かれたテーマを
いよいよ現実として受け入れなければならない、
そんな時代に来たのでしょう。
岩のような陰で見えませんでしたが
数匹のウリボウがいました。
親猪の後をトコトコと
小走りしていてかわいかったので癒されました。











