ブログ

生コン車の点検あれこれ

生コン ブログ

投稿者[仙南生コンクリート 丹野]

皆様こんにちは。いつもお疲れ様です。
仙南生コン 釜房工場 試験係の丹野です。

前回、生コンクリート車の
ドラム内部について
ご紹介させていただきました。

生コンクリート車ドラムの中ってどうなっているの?

今回は生コン車
(トラックアジテータ車)の
紹介の後半です。

 

トラックアジテータ車には、
年一回の点検表があります。
それがこちらの写真になります。

この他に、弊社の社内規格には、
3年に1回以上で
トラックアジテータ練り混ぜ性能試験
があります。

 

また、
レディーミクストコンクリートのJISでは、
排出時に、
コンクリート流の1/4及び3/4のときの
それぞれの全断面から
試料を採取してスランプ試験を行い、
両者のスランプの差が
3㎝以内となるような
撹拌性能を持つように
規定しています。

製品の品質が衰えないよう
維持するためにも
大切な作業と試験内容です。

 

最後になりますが、
ちょっとした
ドラムの歴史を紹介いたします。

 

いまは、油圧ポンプで
回転させる仕組みのドラムですが、

昭和50年代の頃の写真をみると
チェーンで回転させていた
時代もあったようです。

歴史を感じます。

 

今回は、
生コン車(トラックアジテータ車)の
ドラム内部構造や、
普段なかなか知ることのない
ハツリ作業の実態、
そして品質維持のための
点検・試験について
ご紹介しました。

 

また、ドラムの歴史を
振り返ることで、
技術の進化とともに
現場の工夫や努力が
積み重ねられてきたことを
改めて感じました。

 

今後も、現場のリアルな声や、
製品の裏側にある工夫・努力を
少しずつ発信していければと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

© 2015 サカモトグループ